データ収集の結果
3. データ収集の結果
● 74プロジェクト(協働型36、OEM38)
・ 共同型のうち共同開発15、共同生産18(共同開発と重複は3)、委託生産13(共同開発と重複は6)、OEMが38
・ 欧米企業との協働型が多い(30/36)
・ 1985-90年は欧米企業との協働型
・ 1991-96年は国内企業とのOEMが多い
4. 経時的な提携動向の分析結果
● 提携プロジェクト数の増加
● 製品戦略における提携の重要性の高まり(提携車種数/新製品車種数の増加)
● コストベース取引と担当タスク保障
・ 費用ベース取引のため担当タスクの付加的保障はない
→多くの保障項目の調整を省略(両親会社が完成車を購入し、製品の最終品質に実質コミット)
● コスト情報の共有
・ 三菱・ボルボ間でタスクの費用は共有するが、その詳細(細目やコスト構造等)は相互に開示しない
・ 相互の担当タスク費用を判断できる情報のみ共有することで機密情報(コストの決定経緯や構成要素)は共有されない
● コストセンターの問題:計画したコストで運用するため、ネッドカー内で自発的な改善やコスト削減が不十分になる
→モチベーションコスト(生産手数料)を通じた効率性
採算性は問われず、企業(車種)間の業績差が大きい時も積極的なコスト削減策が講じにくい